平岸天神とは

Speed/Sharp/Strong/Smileの4Sが平岸天神のモットー

平岸天神は、札幌市豊平区平岸を拠点とし、地元「平岸中央商店街」の支援のもと、現在は「平岸天神ソーラン踊り保存会」としてYOSAKOIソーラン祭りの参加のみならず、年間に亘り継続的活動を行っている郷土芸能団体です。「平岸天神ソーラン踊り保存会」は、以下の3つの団体で構成されております。

平岸天神

平岸天神の結成は、先に「平岸天神太鼓」として郷土芸能活動をしていたメンバーが、第1回YOSAKOIソーラン祭りのお手伝いをしたことがきっかけとなり、地元有志とともに踊りのチームを結成し、1993年第2回YOSAKOIソーラン祭りに『平岸天神』として参加したことが始まりです。翌年には参加2回目にして大賞を受賞し、もう一つの平岸の郷土芸能をめざし『平岸天神ソーラン踊り保存会』を発足させました。創設時より平岸天神のモットーは、4S=「Speed スピード」「Sharp 切れの良さ」「Strong 力強さ」「Smile 笑顔」です。この4Sをベースとし、北海道の伝統的な民謡である「ソーラン節」に込められた願いと喜びを踊りで表現し、エネルギッシュで迫力ある群舞や大道具・衣装などの舞台演出を自ら作り上げています。 YOSAKOIソーラン祭り参加チームの中で、大賞10回準大賞11回の最多受賞チームであり(2023年現在)、小寺勲鳳大師範、そして2022年からは柳田真が唄う正調ソーラン節の味わいある曲と個性豊かな作品は、国内外からも高い評価をいただき、よさこいの枠を超え日本全国において年間100回を超えるイベント等の出演を行っております。更には、アメリカ・ロシア・メキシコ・中国・台湾・タイ・韓国など、海外13都市においても踊りを披露し賞賛の拍手をいただきました。これからも、『更なる感動を!』を合い言葉に、たゆまぬ努力を重ね、新たな感動と熱気を全国・全世界へ発信し続けて参ります。

平岸天神ジュニア

平岸天神ジュニアの結成は、1997年の記念公演がきっかけとなり、平岸天神の過去の作品を踊り繋いでほしいとの想いから小・中学生にて構成される『平岸天神ジュニア』を発足させました。札幌市内近郊から練習参加可能な小中生を対象とし、指導するスタッフは、平岸天神の現役の踊り子やOBです。1998年から本祭へ参加し、過去の平岸天神の作品を練習し、毎年「YOSAKOIソーラン祭り」で踊っています。2012年と2015年は、ジュニア部門で大賞を受賞し、ジュニア部門でも実力派チームとして成長しました。子供達が過去の舞曲を覚え成長し、新たに平岸天神へ加わり、現在では3割がジュニア出身で構成されるまでとなっております。まさに宝であり、力です。この体制は他のチームにも大きな影響を及ぼし、多くの有力チームがジュニア部門を発足させております。結成10年目からは、オリジナル曲も作成し、本体同様活動範囲も広がっております。子供達にとって貴重な経験と多くの夢を実現させるべく、これからもジュニアチームを充実させていく方針です。

平岸天神マスターズ

「いつの日か平岸街道をみんなで踊る日を夢見て・・」祭りの感動をもう一度と、平岸天神で苦楽を共にしたOB&OGメンバーが2006年再び集まり、メンバーのかわいい子供達も加わりマスターズは結成されました。マスターズのモットーも4S=「Slow ゆっくりと」「Soft やさしく」「Sophisticated 洗練された」「Smile 笑顔」です。ブランクというのはなかなかのもので体力がないのには驚き、踊りの切れは以前ほどありませんが、毎年とても楽しく踊っています。 マスターズは、「平岸天神音頭」と「平岸天神盆唄」というオリジナル曲を踊り、振付けもそれぞれ変わりませんので気軽に参加でき、最近ではメンバーの友人なども加入されています。 現役を引退したメンバーがまたマスターズへと戻り、更には一緒に踊ったちびっ子達がジュニアに加入するという循環を繰り返すことによって、保存会は永続的な活動を実現化できるものと信じております。毎年祭りになれば、みんなが平岸に集まれる、平岸は里帰りの場、そんな街でありたい。そして、いつの日か平岸街道を何百人、何千人で平岸天神音頭を踊る日を私たちは夢見ています。


平岸天神サポーターズクラブ
平岸天神サポーターズクラブ
TOP